年初にスタッフの皆さんが書かれた「目標シート」を見ると、多くの方が “読書” を目標に掲げているようで、中には “年間50冊!” という具体的な冊数を記している方もいらっしゃいます。
そこで今回は、そんな “読書” を目標に掲げている方に向けて、私が実践している「読書法」をご紹介します。
手順① 「折る」
本を読み進めていくと、「なるほどな~」とか、「これって仕事で活かせるかも」と感じるヒントや学びに出会うことがあると思いますが、そんな時は新しいキレイな本であっても、躊躇せず「折ります」。
「折る」という行為は本さえあれば、いつでも出来るということです。人によっては付箋紙を貼り付けたり、色ペンで印を付ける方もいらっしゃると思いますが、付箋紙を貼り付けるには、付箋紙が手元になければ貼り付けることが出来ませんし、色ペンも同様です。
“これが無ければ出来ない” という条件を出来るだけ排除することで、いつでもどこでも読書をすることが出来、気になったページのチェックも行うことが出来ます。
学びの多かった本はこんな感じで倍の厚さになることもあります。
手順② 「読書メモ」を作る
読書の目的は、単に文章を読むということではなく、そこから学んだことをどう “日々の自分の生活や仕事に活かすか?” ということです。読んだ瞬間は「これを仕事に活かそう」と思ったとしても、そのまま何もしなければ自然と忘れてしまうものですので、“忘れないようにする工夫”が必要だと考えています。
そこで私は「読書メモ」を作っています。
手順①で折ったページを順に開き、学びとなった文章を手書きでもワープロソフトでも何でも良いので、どんどん書き写していきます。そうして出来上がった「読書メモ」をカバンに入れておき、時間がある時に見返します。
そうすることで、自分の記憶にすり込まれていき、実生活においてもその学びを活かすことが出来るようになりました。
(マインドマップのソフトを使ってまとめることも)
せっかく行った読書。読むだけで終わらすのはもったいない・・・。
「読む」にちょっとした習慣を加えることでその成果を何倍にも高めることが出来ます。