クライアントが提供したい考え、
サービスの具現化と、
それを受けたい、
参加したい人との橋渡しを行うことで、
業界の発展と幸福に貢献すること。
Indexインデックス
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ひとことで言えば、私どものしていることは、「外野の仕事」です。歯科専門のご支援を10数年間続けさせていただいてはおりますが、直接患者さんに診療を行う訳ではありませんし、ましてや院長として経営することもありません。つまり、当事者ではないということです。
この当事者でないことが、弊社の強みのひとつです。こう言うと、当事者である方々からは、時に「それは無責任」と捉えられることもあるかもしれません。
何かの提案を行っても、「それっていつやるんですか?」 「それって誰がやるんですか?」 「現場の状況分かってます?忙しくてそんな暇はありません」といったお声は珍しくありません。
各院長と接する中でも、これまで何度か、「実際に院長にならなきゃ分からないよ」と言われたこともあります。
そこに反論はなくおっしゃる通りだと思っております。
しかし、そのような提案は、言い換えると「院長じゃない立場だからこそ分かる」という、いわば違う視点、分析と根拠と判断ということであり、「当事者になっちゃったら意味がない」という考えに、私どもは確信を持っています。
この「当事者にならないこと」は、私どもが費用対効果のある役割を務めさせていただく上で欠かせない要素と考えており、特に2020年に起こった新型コロナウイルス感染症の流行のような非常時は尚更重要です。
幸い患者数も多く、売上も良い、求人やスタッフ関係の課題や悩みはあるものの、だからと言って夜も眠れないほどではない。
そんな平常時では基本的に冷静で大きな判断間違いを侵さないリーダーであっても、いざ、非常時になり、診療を続けるか続けないか?資金繰りはどうする?スタッフの給与や賞与はどうする?休業してもらうとすれば誰に休んでもらう?うちはやっていけるのか? という大きな判断や悩み、不安と恐怖がいくつも同時に襲ってきた場合、いつもは冷静沈着なリーダーが冷静でなくなり、平常時ならば絶対に下さないであろう決断を出してしまう、あるいは出そうとしてしまうことが実際にあります。
正直、その決断は穴だらけで、始める前から失敗が見えている状態だというのに、です。
「穴だらけで失敗が見えている状態」となぜわかるのか。
これは、当事者でないから、です。
もし、私どもが一緒になって、どうしようどうしよう・・・と頭を抱えていたら、それこそ存在価値はありません。
プロは「共感はしても同情はしてはいけない」という言葉があります。
当事者にならない。リーダーの行くべき方向をはっきりとつかむ存在。この考えは、適切なサポートをご提供させていただくためのブレないお約束事です。
のそれぞれの頭文字を取ったもので、私どもがサポートに臨ませていただく上で大切にしている観点です。
それぞれの関係性は以下のようになります。
「知識がなければ患者さんに診療の提案を行うことが出来ません」
車の運転で言えば、まずはアクセルやブレーキ、各ギアの意味など、その土台となる知識がなければ何もできないということです。
「技術が無ければK(知識)があっても、それを実行することができません。」
知識があれば車が運転できるかというとそうはいきません。まずは教習所内で教官に指導を受けながら、体で技術を覚えていく必要があります。
「習慣が無ければK(知識)S(技術)を、向上させていくことができません。」
知識と技術の向上のほとんどは一朝一夕とはいきません。日々の努力や計画を習慣化することが成功への鍵となります。
「心の状態が良く無ければK(知識)S(技術)H(習慣)があっても、長期的に仕事を継続していくことが出来ません。」
K(知識)S(技術)H(習慣)の全てを支えているのが、このAttitude(心の姿勢)です。
モチベーションの源泉、使命感など、「なんのためにやるのか?やっているのか?」の答えがこれにあたります。
クライアント医院では、このK・A・S・Hの観点で医院を分析し、サポート内容を立案していきます。
一見同じ問題でも、知識不足が原因なのか、技術なのか、それとも土台となる考え方なのか。
K・A・S・Hの観点を用い、本質的な成果の出るサポートをご提供するように心がけています。
担当
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