オンライン会議システムである「Zoom(ズーム)」の利用者数が、
コロナウイルスの影響で日本でも急増しているのはご存知の通りですが、
緊急事態宣言後は私もZoomを利用しての訪問(体は移動していないけど)が増えています。
今日は福岡県の医院への訪問日でしたが、朝9時にZoom上で皆さんとご対面です。
実際の院内も全員が同じ部屋に集まることでの「密」を防ぐために、
ミーティングルーム以外に、ユニットや受付、スタッフルームに分かれ、院内Zoomでの開催です。
途中、診療や休憩を挟みながらではありましたが、夕方5時まで、普段の訪問日と変わらないスケジュールでの一日となりました。
スタッフ発表でのパワーポイントのスライドが動かない・・・というプチトラブルも、
すぐにDropboxの共有フォルダにファイルを移していただき、数分後には私のパソコンにそのファイルが現れ、
スライドショーを実行するということも出来、ほんと数年前では考えられない便利さです。
ただ、便利とは言え、対面訪問とは違いもあり、そこはまだまだ慣れと工夫が必要です。
利点の方が圧倒的に多いですが、現時点での課題を記してみます。
①回線状況によって不安定になる。
これはZoomが悪い訳ではなく、使っている回線の問題が大きいと思いますが、
時に映像が止まったり、音声がロボットの声のように途切れ途切れになることがあります。
私の主観ですが、複数の人が同時に話すとそんな現象が起こるように感じます。
②反応が分かりづらい。
例えば、スライドショーで発表をしていると、聞いている人の反応がイマイチ分かりづらいです。
コミュニケーションの主導権は聞き手にある、の通り、反応が分からないと途端に話しづらくなり、
私の場合は早口になってしまいます。そこで最近は始める前にスタッフの皆さんに「大袈裟なくらい反応して!」とお願いをしております。
③声の大きさが難しい。
その場にいれば、自分の出している声の大きさはそのままの大きさで相手に聞こえますが、
Zoomの場合は相手の環境に左右されます。
こちらがどれだけ大きな声を出しても、相手のボリューム設定が低かったり、スピーカーの性能によっても全く違います。
また、私はイヤホンマイクを使っていることもあり、外部音が聞こえない分、
声がどうしても大きくなってしまいます。窓を開けていると近所迷惑になるという懸念もあります。。
現時点ではこの3点くらいです。
あ、モニターを見つめる時間が長いので、目と腰はやられます。
そんなZoomですが、対面でなければ得られないことも当然多くあります。
来月は訪問できることを祈りつつ、明日の医院もZoom・・・。