心理学・NLP

おそく考える

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      最近、読んだ本から。

      突然ですが、次の計算を暗算でやってみてください。



      『17×24=?』



      正解は408です。珠算の経験がある方でもなければ、瞬時には解けないかもしれませんね。

      私は解けませんでした・・・。



      人間はこのような頭を使う(考える)行動をとると、筋肉が硬直し、血圧や心拍数もあがるようです。心理的にも生理的にも負荷が高く、いわゆる“不快”な状態になります。



      逆にすぐに答えの出る「速い思考」はわかりやすくて“快適”です(負荷が低い)。



      私たちが生きていく上で、いつも「速い思考」で解決できるものばかりであれば快適ですが、往々にして直感では解くことができない問題に遭遇します。



      負荷の高い「遅い思考」は不快であり、人は無意識にそれを避けようとします。その方法は次の2つに分けられるとのこと。



      ①「遅い思考」が必要な問題を無視する。

      ②あらゆる問題を「速い思考」=直感で解こうとする。



      難しい問題を前に「電卓があるんだからわざわざ暗算で解く必要などない」と考えるのが①です。



      電卓でも解けないようなさらに難しい問題になると、「そんなことは私の人生には関係ない」と問題そのものを否認しはじめます。



      ふと油断すると、無意識に自分が「速い思考」ばかりを選んでいることがあります。



      インターネットやスマホといった手段や道具を手に入れてしまったがために、ちょっと分からないことがあれば、何でもかんでも「検索窓」に質問を入力し、速く出てきたそれっぽい回答を自分の考えにしてしまう。



      テレビや雑誌で取り上げられている報道を何の疑いもなく、そのまま正しいこととして受け止めてしまう。

      そうやってできるだけ考えないようにする。

      その方が快適であり、楽だからです。



      変化がとても速い現代ですから、それに合わせた速い決断が必要な場面も多くあるのも事実です。特に仕事では、時間に限りがあり、ゆっくりと考える猶予が与えられない場面も少なくありません。



      しかし、私たちが本当に叶えたい希望や解決したい問題は、簡単には解けないからこそ、それが目標や夢となり、問題はいつまでたっても解決しないのかもしれません。



      だとするならば、時には「おそくかんがえてみる」ことを意識的にやってみることもありかもしれませんね。

      不快を歓迎できる自分でいたいものです。



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