歯科医院運営

弊社クライアントの新型コロナウイルスへの対応

Indexインデックス

    Indexインデックス

      明日にでも緊急事態宣言が発令される見込みですが、新型コロナウイルスの拡大が止まりません。

      私が住む広島県では、本日4月6日時点で感染者数は13名と数だけを見れば少ないかもしれませんが、
      どの国もどの都道府県も、最初は少なかった訳で、楽観視などできない状況だなと感じています。




      弊社のクライアント医院は、京都〜福岡までの範囲ですが、
      2ヶ月〜1ヶ月前まではコロナウイルスへの関心度、
      そして実際の感染予防対策にかなり温度差がありました。




      しかし、ここ数週間でどの医院でも感染予防対策に、
      かなりの時間をかけ策を講じております。


      正直、どの方法が効果があるのかないのかは分かりません。



      ただ、今回の困難を乗り越えた未来で、



      「あそこまでやらんでよかったな」



      と笑える未来と、



      「あそこまでやっとくべきだった」



      と泣く未来を選ぶとしたら、前者であることは間違いありません。





      そこで今回は各クライアント先で行われている対策をご紹介します。
      (マスクや手指消毒は当たり前の事として省きます)




      ・全ての来院者の検温
      37.5℃以上の発熱がある場合は、応急処置に限定するか、帰宅を促す。
      患者さんだけでなく出入り業者さんも対象です。当然私もですが、体温計を常備して測るようにしています。






      ・車で待っていただくことのご案内
      写真の医院では、駐車場が同敷地内にあることもあり、
      順番が来るまで車内でお待ちいただく選択肢もご提案しています。








      ・待合室ではイスを離しておく、あるいは張り紙をして物理的な距離をつくる
      例えイスが長椅子で繋がっていても、こうすることで距離を確保できます。






      ・診療前に全ての患者さんにリステリンやイソジンでうがいしていただく
      多くの医院で実行されています。




      ・1時間に一度の換気、空気清浄機
      定期的な換気ですが、窓がある医院は患者さんに「寒いかもしれませんが、換気を行いますね。」
      と声がけをして換気を行い、窓がないビルテナントの医院ではオゾンの空気清浄機の使用やビル内の換気システムの案内を行っておられます。




      ・市民向け感染予防ハンドブックの活用
      東北医科薬科大学病院のホームページでダウンロード可能です。


      http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2326/

      これを印刷し、待合室やユニットでご覧いただけるようにされています。

      YouTubeでも同様の内容が見れるようです。

      http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2339/



      ・ウイルスシャットアウト(首からぶら下げる)をスタッフ全員がつける

      例えば、診療器具がどれだけ滅菌されていたとしても、ライトが汚れていたら不安になるように、患者さんは

      目に見えるものを基準にして、目に見えないものの判断をされます。

      このウイルスシャットアウトの効果が実際にどれほどなのか?は分かりませんが、
      効果があるのであれば良いことですし、患者さんから見ても「対策をされているんだな」
      と安心感を生むものになるかもしれません。


      このドアノブに貼る抗菌テープも同様です。





      ・旅行やイベントへの参加は基本自粛、もしくは事前に相談
      これは院内スタッフに対してです。不要不急の外出は避けると言いますが、
      本人にとっては「必要で急ぎなのだ」と判断してしまうケースもありますので、
      参加の場合は相談してもらうことを呼びかけています
      (ここは日頃の人間関係で相談してもらえるかどうかが正直分かれます)。




      ・院内でのミーティング
      大人数が同じ空間に長くいることを出来るだけ減らすため、ミーティングの時間を短くしたり、
      何グループかに分けて行ったり、zoomやLINE等を使って情報共有や課題の検討をする医院もあります。


      実際に私自身も、いつもは対面での打ち合わせだったクライアントでも、
      電話やzoom、FaceTimeなどを使っての実施が少しずつですが増えてきました。




      こう挙げてみると、どれもが出来そうで難易度は高くありませんね。

      逆に言えば、私たちが出来ることで感染を広げることを防ぐことが出来るのだということなのかもしれません。



      また、以下は様々な方から「見たほうがいいよ!」とシェアされた情報へのリンクです。
      最後は自己判断にはなりますが、信じることで感染拡大のリスクが少しでも下げられるのであれば喜んで信じようと思います。




      ●いま、拡散してほしいこと(4/5現在)新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会

      https://note.stopcovid19.jp/n/na6699c836faf



      ●コロナウイルスなどのアウトブレイクは、なぜ急速に拡大し、どのように「曲線を平らにする」ことができるのか

      https://www.washingtonpost.com/graphics/2020/health/corona-simulation-japanese/?itid=ap_harrystevensこのサイトすごく面白いので見て下さい



      ●Coronavirus is not the flu. It's worse.〜コロナウイルスはインフルエンザではありません〜

      この動画は症状は似ているインフルエンザとコロナウイルスの何が違い、
      コロナウイルスがなぜ恐ろしいのかをわかりやすく教えてくれます。


      https://www.youtube.com/watch?v=FVIGhz3uwuQ&app=desktop



      早い収束を願いつつ、現時点ではいつ来るかは分からないコロナショック後の未来を見据えながら舵を取られているリーダーも、
      クライアントの中に存在します。


      こういったピンチの時に、本当の意味でのリーダーシップや器、そして人間性が表出されてくるものですね。


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