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おいしい仕事

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      楽しい仕事がしたい。大なり小なり誰もが願っていることかなと思います。


      しかし、実際には時計とにらめっこしながら患者さんをこなし、休憩時間を使ってカルテ記入を行ったり、治療計画書を作成する。



      診療が押して休憩が取れないときは残業をすることもしばしば。

      さらに、本当はやりたくもないチーフやイベント企画の担当も任せられてしまい、ミーティングの日は憂鬱で仕方がない・・・。そんな状況の中で「楽しく仕事をする」なんて絶対無理!!


      ちょっと大げさな表現かもしれませんが、そんな風に感じながら日々を過ごしている方もいるようです。




      ここで少し「楽しい仕事とは?」を考えてみたいと思います。



      例えば、“石膏流し”、これは楽しい仕事でしょうか?

      「気泡が入ることが多いので、石膏流しはキライです」という方、意外に多いようですね。そんな一方で、「以前はキライでしたが、コツが分かってくると美術品を作っているような感覚になれるので、今は楽しいですね」という方も結構います。

      どうやら“石膏流し”は楽しめている方とそうでない方の両方が存在するようです。



      では次に“TEKの作製”、これはどうでしょう?

      これも「苦手でいつもチェアタイムを大幅にオーバーしてしまうので出来ればやりたくない」という方もいれば、「短い時間でキレイなTEKが作れた時の快感は何とも言えないものがある」という方も存在します。

      “TEKの作製”も誰もが楽しい仕事とは言えないようです。



      そう考えていくと、そもそも「誰もが楽しい仕事」など存在するのでしょうか?



      目の前の仕事は料理で言う“食材”のようなもの。


      調理をしなくてもおいしく食べることができるものもあれば、そのままでは食べることのできないものもある。



      そこからが個人のスキル。
      目の前の食材を使って、いかに自分好みに“おいしく調理することができるか”が腕の見せ所です。


      食材

      このスキルが高い人は、人が食べたがらない仕事でも楽しそうにこなしていますし、低い人は「こんな食材では無理!」と最初から調理すること自体を諦めています。



      長い連休が終わりました!
      明日からも皆さんの目の前に様々な食材が運ばれてきます。是非、調理の腕をあげていただき、「あの食材をあんなにおいしく調理するとは!」と周りが驚くようなプロの仕事をしていきましょう。私も腕を磨いていきます!


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