わたくしごと、Rensaごと

残すところは空撮だな

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      気づけば今年も残すところ一ヶ月少々・・・。
      月並みですが、1年はあっという間ですね。

      今年はコロナの流行もあり、これまでの人生で経験したことのない出来事、
      感情が渦巻いた年でした。(になりそう)
      皆さんの中でも同じような感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

      私が写真好きなのは、このコラムでも度々書いていますが、
      今年は大学を1年休学としたこともあり、写真よりも動画を撮ることのほうが多かったです。

      各クライアント医院のプロモーション動画や
      実施している感染予防策を発信するための動画です。

      やり始めると、当然のごとく思い通りにはならず、
      逆光で撮りたいものが真っ暗になったり、手ブレがひどかったり、
      マイクレベルの関係で音声がほとんど聞こないなど、
      素人丸出しのミスばかり。


      診療の合間やミーティング時間を削って撮影するケースがほとんどということもあり、
      ミスしたから撮り直そう!とはいかず、編集ソフト頼りな状況。

      数分の動画作成に編集時間は10時間を超えたケースもありました。
      (その内7時間はググってる時間)


      時間をかけたら、それに比例してクオリティが上がるかというと、そんなことはなく、
      撮影時にミスを起こしているから編集に時間がかかるだけなんですね。

      そんな日々を過ごし、半年間で制作した動画は約40本。
      数え切れないほどミス撮影を行い、
      それをカバーするために編集ソフトでもがいていると、

      それなりのスキルがギフトとして贈られます。

      撮影時のミスは減り、例えミスが起こっても、
      それをどうカバーすればいいかもわかってきます。

      なんでもそうでしょうが、「数こなせばそれなりになる」もんですね。

      こう言うと、修行のように見えるかもしれませんが、
      撮影も編集も、そりゃもう楽しいのです。


      撮りながら大笑いし、編集作業中もモニターを見ながらニヤニヤしているその姿は、
      知らない人が見れば、ただの怪しい変態です。

      機材もどんどん欲が出てきて、
      最初はコンデジだったのが、GoProになり、
      最近は一眼での撮影。


      そして、

      「残すところは空撮だな」(そうなのか?)

      と最近はドローンに夢中になっております。

      ドローンは数年前から興味はかなりあったのですが、
      法的な規制が厳しいこともあり、躊躇していました。

      それでも、これだけ動画を撮ることが増えると、

      「だから・・・残すところは空撮だってば」

      という囁きがず〜っと頭の中でリピートされ、
      そのボリュームは大きくなるばかり。

      「よし、腹くくるか!」

      と、はたから見ればそんな大袈裟な・・・という
      ツッコミが入りそうな覚悟を決めたのでした。


      ただ、操縦技術はもちろんですが、それ以上に大切なのは法律の正しい知識です。
      無意識に法律違反の撮影を行ってしまうと、
      結果的にクライアントに迷惑がかかってしまうからです。


      ドローンは国家資格でも免許制でもありませんが、
      そんな背景もあって、スクールに行くことに。



      受講後の感想は、

      「これ、受けずに飛ばすなんて危険すぎ」

      航空法やら肖像権、プライバシー保護など、クリアしなければならない
      ルールが満載でカメラで写真を撮るのとは全くの別物です。

      ここまで厳しいと、正直飛ばせるところよりも飛ばせないところの方が多いのですが、
      逆に考えれば、そうまでしなければならない物であるのも確かです。

      高層マンションに住んでいて、高いから覗かれる心配はないだろうと
      思っていたら、窓の外にドローンが飛んでいた。
      そんな状況、恐ろしくて仕方ありません。

      また、仕事的に言えば規制が厳しいということは、
      ライバルも少ないということ。クライアントの動画にドローンの表現が盛り込めれば、

      近隣の医院との差別化の1つにもなるかもしれません。
      (と言いつつ、ドローン人口は増えていますが)

      ということで、ドローン購入後は室内を中心に練習を重ね、
      国土交通省に包括申請を行い、ドローンの協会にも加入して
      コロコロ変わる法規制の情報をキャッチする環境も作りました。

      これは飛行可能な場所で撮影した静止画です。







      最近のドローンは4K画質の動画、静止画が撮影できますので、
      スチルカメラとしても優秀です。

      ドローンを始めてみて、気づいたことの1つに

      「上を見ると気分も変わる」があります。
      いい天気だな〜と感じることはあっても、実際に空を見上げる場面って
      意外に少ないものです。

      スマフォだパソコンだと上を向くよりも下を向くことが多い現代。

      視線を上に向けるだけで、リフレッシュになるもんですね。


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