当事者にならない大切さ

2020.06.07

5月最終週から一部の地域を除き、一気にクライアントへの直接訪問が再開となり、
すっかり「リモート」になれた体が弱音を吐いている今日このごろです(笑)

ジム通いも復活しましたので、心を入れ替えて体のメンテナンスも再開です。
この2週間はほんと早かった・・・。

 

最近はとある取り組みで、各医院で動画撮影を頻繁に行っており、
夜な夜なその編集にも追われています。

趣味で始めた写真や動画でしたが、それが少しずつではありますがスキルとなり、
気づけば仕事にも活かせている。
思い返せば、私の仕事人生はこの繰り返しです。

「仕事になるから」と最初からビジネスありきで写真を始めていたら
きっとこうはなっていないのではと感じています。

撮ることはそこそこ出来ても、編集技術がまだまだ×10の状態なので、
完成品に納得しきれていない面はありますが、これも数をこなしていけば、
それなりのスキルは手に入れられる、いや入れてやる!と企んでおります。

明日は日曜日。
あくまでも趣味の1つとして成り立たせるために、愛犬動画を撮りまっせ。

 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日の主題は

「当事者にならない大切さ」

です。

 

私どもの仕事は、外野の仕事です。

歯科専門でここまで続けさせていただいてはおりますが、
患者さんに診療を行う訳ではありませんし、院長でもありません。

つまり、当事者ではないんです。

 

個人的にはこの当事者でないことが、超強みだと思っているのですが、
当事者の方々からすると、時にそれは無責任と捉えられることもあります。
(これは避けられない宿命)

 

何かを提案しても、

「それっていつやるんですか?」

「それって誰がやるんですか?」

「忙しくて進められていないんです・・・」

みたいな話は珍しくなく、きっと私も現場の当事者だったら、

 

「現場知っとんのか??こっちは忙しいんじゃ!」

 

と胸ぐら掴んでいたかもしれません。

 

各院長と接する中でも、これまで何度か

「実際に院長にならなきゃ分からないよ」

と言われたこともあります。

もうおっしゃる通りです。

 

しかし、それは言い換えると

「院長じゃないから分かる」

ということでもあり、

「当事者になっちゃったら意味がない」

という考えに確信を持っています。

 

この「当事者にならないこと」は私どもが費用対効果のある役割を務めさせて
いただく上で欠かせない要素で、特に今回のコロナのような非常時は尚更です。

患者数も多く、売上も良い、求人やスタッフ関係の課題や悩みはあるけれど、
だからと言って夜も眠れないほどではない。

そんな平常時は基本的に冷静で大きな判断間違いを侵さないリーダーであっても、
いざ、今回のような非常時になり、

診療を続けるか続けないか?

資金繰りはどうする?

スタッフの給与や賞与はどうする?

休業してもらうとすれば誰に休んでもらう?

うちはやっていけるのか?

という大きな判断や悩みがいくつも同時に襲ってきた場合、
いつもは冷静沈着なリーダーが冷静でなくなり、
平常時ならば絶対に下さないであろう結論を出してしまう、

あるいは出そうとしてしまうことが実際にあります。

正直その結論は穴だらけで、始める前からコケている状態です。

 

穴だらけでコケている状態。

 

これは、当事者でないから見えるんです。
私が一緒になって、どうしようどうしよう・・・と頭を抱えていたら、
それこそ存在価値はありません。

 

NLPで習ったことの中に

「アソシエイト」と「ディソシエイト」という考え方があります。

アソシエイトとは物事を主観的に見ている状態で、ディソシエイトは客観的に見ている状態です。

例えばVRゲームでバンジージャンプをしようとしているとします。
下を向くと自分の足は見えるが顔は見えない状態(自分の目線そのもの)がアソシエイトで、
バンジージャンプをしようとしている自分を離れた所から眺めている状態がディソシエイトです。

VRゲームをすると、アソシエイト設定のゲームはリアリティはありますが、視野は狭くなります。
そして私は必ず酔います・・・。

ディソシエイトでいれば、当事者では見えないものにも気づくことができ、
酔いませんので、冷静な判断もできます。
緊急時は特にアソシエイトではまずいのです。

 

プロは共感はしても同情はしてはいけない。
という言葉があります。

当事者にならない。

と手の甲にタトゥーでも入れておきたい気分ですが、
この考えはブレないようにと思っている大切なお約束事です。

 

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