現実を変える方法

2020.04.07

今回は7年ほど前から本格的に学びを続けている「NLP」の中から、皆さんの日常の中で役に立つ(かも)と思うスキルを取り上げます。

 

本題に入る前に、そもそもNLP とはなんぞや?ですが、

 

NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略です。

 

3人の天才セラピストの治療法を徹底的に研究し、体系化することで生まれた、実践的な心理学です。

 

トップアスリートや政治家などにも広く学ばれおり、その効果から「脳の取扱い説明書」とも言われています(詳しくは「NLP」とネット検索してみてください)

 

「事実はひとつだが現実は人それぞれ」

 

という言葉があります。例えばコップの半分まで注がれた水があるとします。これは事実ですが、その状態を見て

 

「まだ半分しか注がれていない」と捉える人もいれば

「もう半分も注がれている」と捉える人もいます。

 

全ての物事にはその人独自の解釈があり、その解釈がその人の現実を作り出しています

 

この解釈を「フレーム」と言い、このフレームを変えることを「リフレーミング」といいます。

 

このリフレーミングを上手く活用することで、新たな選択肢に気づき、悩みや落ち込み、問題や停滞といった行き詰った状態から理想に向かっていく状態をつくっていきます。

 

自分自身に活用できることはもちろん、患者さんやスタッフ同士、家族や友人といった第3者にも有効なスキルです。

 

わたしごとですが、先日トレーニングジムに自転車で向かおうとしたとき、ペダルがやたら重いなと思うと、タイヤの空気がかなり減っている状態でした。

そのまま受け止めれば「ついていない出来事」ですが「この自転車をこぐことは良いトレーニングになる!」とリフレーミングすることで、空気が無い事実を前向きに受け止めることができました。

 

患者さんに対しても有効な使い方があります。

例えばプラークコントロールが悪く「上手く歯みがきができない」と落ち込んでいる患者さんに対して、

「上手くできないということは、今よりもレベルアップを目指して実行されたということですね。実行された方からしか出てこない言葉ですよ」

とリフレーミングした言葉がけをしてあげることで、その患者さんのモチベーションを維持向上できるかもしれません。

 

このようにリフレーミングは私たちの可能性を引き上げてくれるスキルの一つですが、単なるポジティブシンキングではありません。

 

例えば、勉強をしなければならない、けれどめんどくさいのでしたくない・・・という状況があったとします。

勉強をしたくない気持ちを肯定するために「勉強なんてしていなくても成功した人はいくらでもいるじゃないか」とリフレーミングしてしまう。

 

これは間違ったリフレーミングで、単なる現実逃避です。

 

リフレーミングは“行動や成長につながること”であることが前提条件です。

ぜひ、活用してみてください。