プレゼンの達人

2020.03.16

2020年もあっという間に3ヶ月が経とうとしていますが、今日は年末のお話。

毎年、年末となると、各医院にて様々な方法で1年の締め括りをしています。

「年末発表会」もその1つです。

発表のテーマは
「症例を通してスキルアップできたこと」の医院もあれば「今年取り組んだアクションプランの振り返り」「今年読んだ本の中でオススメのもの」など、各医院で違いますが、

共通しているテーマは「1年の総括となるもの」です。

発表の準備は大変ではありますが、こういう機会がなければ1年を振り返ることなく、何となく年越しを迎えてしまう人が多いのも事実です。

そんな年末発表会ですが、ある医院では1年の振り返りに加え「私のお気に入り」を盛り込むことになりました。お気に入りは仕事に関係なくてもよく、完全に自由です。

実際の発表内容をご紹介すると、「星空」「オーケストラ」「車」というものから、水球やゴルフなどの「スポーツ」、「好きなアーティストやアニメ」、「陶器」、「音そのもの」など実に様々です。

たとえこれまで自分が興味を抱いてこなかった分野や物であったとしても、発表を聞いていく内にそこに引き込まれていき、「星空を見に行ってみようかな」とか「水球って面白いな!」「家の陶器を改めて見直してみよう」など、自分の中に興味の種が湧いてくるから不思議なものです。

では、発表を聞いていく内に引き込まれていったのは何故でしょうか?1つは、個々のプレゼンがのレベルが高かったことです。

「星空」を紹介された人は、家庭用のプラネタリウムを持ち込み、実際に投影してくれながら星空の魅力を語ってくれましたし、「ゴルフ」を紹介してくれた人はパター練習マットを待合室に広げ、ゴルフ未経験者の人に実際にパターを体験させてあげる、という工夫をされていました。

その表現力はほんとうに見事でした。

では、そもそもプレゼンレベルが高かった要因は何か?です。
もちろん日頃の経験やコミュニケーショントレーニングの成果もあるかと思いますが、それ以上に大きな理由は

「好きなことだから」です。

お気に入り=自分の好きなものです。

好きなものの魅力を分かって欲しい、私はこれにときめていているんだという「好きエネルギー」はこんなにも人をプレゼンの達人にしてしまうものなのか?と驚きました。

一方で、仕事に関するプレゼン(カウンセリングのや説明業務)は、人によっては好きなものではないかもしれません。

好きではない→伝えようとするエネルギーが湧かない→伝わらない

というメカニズムです。
見方を変えるとプレゼン上手な人は、好きではない事でも上手く話すことができる人かもしれませんが、きっと「好きではない事を自分なりの解釈で好きに変えることができる人」なのかもしれませんね。

必要なことを「これムッチャ好き!」に変換できる人になる。それが出来ると、毎日はどう変わりそうでしょうか?