上手くいっている理由

2019.05.27

 先日、こんなタクシーの運転手さんに出会いました。

その日の訪問先の院長との遅めの夕食を終え、タクシー乗場に出向くと、既に5組ほどの方々がタクシー待 ちをしていました。

並ぶことが苦手な私は、その列には並ばず、通りを流しているタクシーを拾おうと、横断歩道を渡りました。すると、横断歩道を渡りきったところに “運よく” 空車のタクシーを見つけることが出来ました。

「ラッキー!」

ということで乗車。

 

事務所までの10分ほどの道のりでしたが、その車中で、私は運転手さんに、こんな質問を投げかけてみました。

「今はタクシー業界も厳しいようですが、運転手さんは何か工夫されている事はありますか?」

「もちろん、工夫していますよ。工夫しなければやっていけませんからね。例えば、今、お客さんを拾うことが出来たのも、 その工夫の一つがあったからなんです。」

 

「と言いますと?」

「私は横断歩道を横切る際には、必ず全ての歩行者を先に渡らせます。そうするとお客さんのように、手を挙げてくれる方もいるものです。あと、人の行動パターンも多く記憶していますね。例えば、あるお客さんは毎日、朝の8 時40 分に 必ずこの場所でタクシー待ちをしているとか、このビルに入っているあの会社は何時に終わるとか・・・。人の行動パタ ーンというのは大きく変わらないものですから。なので私の場合、何度も同じお客さんを乗せることが多いですね。」

 

この運転手さんは、世の中が不況でも大きな売上の低下はなく、安定的に収入を得ているとの事。

タクシーの運転手さんの中でも、この運転手さんのように、工夫を重ねながら車を走らせている方もい れば、何も考えずに車を走らせている人もいるでしょう。

 

“上手くいっている人は上手くいっている理由が必ずある”

 

もので、偶然ではないことが分かります。

私がこの運転手さんのタクシーに乗ったのも、“偶然”ではなく“必然”だなと感じています。

 

歯科医院のスタッフさんの中にも、“仕事が上手くいっている人”とそうでない人が存在しますが、上手くいっている人に言える共通点として、“上手くいくための工夫”を必ず重ねていると言えます。

皆さんの周りにいる“上手くいっている人”。それを偶然や運と捉えず、一度じっくりと研究してみてるのもありですね。