会話の中で頻繁に飛び出す
「常識的には」
「普通は」
「当たり前」
といった言葉。
それらの言葉はとっても曖昧であり抽象的なもの。
私自身も出来るだけ使わないように意識しています。
ましてや「正しさ」が人それぞれ違う現代においては、尚更です。
先日、テレビを何気なく眺めていたとき、
マツコ・デラックスさんが、アーティストの鬼束ちひろさんとの会話の中で、
この「常識」について、切れ味鋭い解釈を話されていました。
「常識って、小さな嘘をつくことだよね。」
私たちの生きている世界では、一般的に「嘘をつく人は信用できない」と言われることが多い。
一方で、思ったことを正直に言葉にすると「非常識な人」と言われてしまうこともある。
もちろんそれは場面や相手によるものでもあるのでしょうが、
「常識」というものが実は矛盾を抱えているもの、ということも自覚しておかなければならない。
独りよがりな勝手な思いではありますが、クライアント院長とは良い意味で
常識外れな関係でありたいと思いますし、そうでなければ仕事での成果も出せないのではとも思っています。
クライアント院長との会話の中でも、
「こんなこと言っちゃうと引かれるかもしれないけど・・・」
みたいな話が出てきたときは、ちょっと心の中でガッツポーズしております。
はい、非常識です。